アミティ舞洲のスタッフさんに取材しました。
Q.アミティ舞洲はいつオープンしましたか?
A.1997(平成9)年10月1日です。
Q.アミティ舞洲の設立の意図・目的を教えてください
A.障がいのある人の健康増進を目的として、日本で最初に障がい者専用の施設「大阪市長居障がい者スポーツセンター」が作られました。同センターの利用者が年間20万人を超え、市内北部地域にも同様の施設の開設が望まれるようになりました。そこで重度の障がいのある人も気軽に宿泊でき、様々な障がい者スポーツに対応できる宿泊研修施設として、アミティ舞洲が誕生する運びとなったわけです。施設内は全く段差のないバリアフリー構造となっており、宿泊施設は全室車いす対応です。さらに、様々な障害に対応できる用具等を備えています。
Q.施設を運営するうえで工夫や配慮をされていることはありますか?
A.障がいの種別や、年齢層などに応じて各種スポーツ教室を行っています。また、個人の障がいの程度に合わせて、スポーツ用具を提供しています。例えば、ボウリング競技では「スロープ台」を使うことで重度の障がいの方もプレイ可能です。卓球競技では、視覚障がい者を対象にした「サウンドテーブルテニス」も利用できます。これは、ボールの中に金属球が4つ入っており、音がなることでプレイできるものです。
Q.どのような方が利用されていますか?(年齢層や男女比率など)
A.幼児から高齢の方まで幅広く利用されています。男女比は男性75%、女性25%と男性の利用が多い傾向にあります。延べ利用者数は、令和2年度が新型コロナの影響で約4万人にとどまりましたが、その前3カ年はいずれも20万人を超えています。
Q.なぜ舞洲の地にスポーツセンターを建てたのですか?
A.大阪市内の南部に位置する「長居障がい者スポーツセンター」のみでは、市内全体のニーズに対応できていません。そのため市内北部地域に新しい施設を作る必要がありました。海に面しており、敷地面積も広く、ゆったりと使っていただけます。
Q.アミティ舞洲のPRをどうぞ
A.海に面したロケーションで、眺めも良いです。宿泊研修施設もあるので、大人数でもご利用可能です。近くにUSJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)もあり、支援学校などが修学旅行先として、利用されています。
また、アミティ舞洲にいつ、ふらっと来られても、困ることなく、安心して利用できるように、万全の態勢を取っています。
Q.ホスピタリティ溢れる言葉だと思います。ありがとうございました。
A.ありがとうございました。
お知らせ
●大阪市舞洲障がい者スポーツセンター(アミティ舞洲)
ペルオンとは?
ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作してるポータルサイトです。
障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。
当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!
ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。
- トピックの分類
- 精神障害の仲間
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●「障害」の表記について
当サイトでは、「障がい者」を「障害者」と表記しています。
「障がい者」という表記の場合、音声ブラウザやスクリーン・リーダー等で読み上げる際、「さわりがいもの」と読み上げられてしまう場合あります。そのため、「障害者」という表記で統一をしています。
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