2022年1月25日更新

精神障がい者フットサル体験会~走って、蹴って、いい汗かいたネ!!~ (3/3)

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フットサル体験会の参加者に、感想を聞きました

そろってシュート練習をするメンバー

大阪市内のB型作業所で活動している、チーム名「ノブカンナガイ」の選手兼コーチ、吉用(よしもち)浩二さん(37)は「この体験会には、4、5年前から参加しています。初心者も経験者も、ボールを通じてコミュニケーションを図れるので、フットサルは障害者に優しいスポーツですね。コロナウイルスのまん延していた時期でもあり、利用者さんはかなり不安だったのではないでしょうか?作業療法士をしている私を含め、スタッフに医療関係者が多いので、コロナ対策は万全を期してきたつもりです。今日はチームのみんなと、いい汗を流せました」と話していました。

また、同チームのメンバー、Kさんは「作業所に入所する前からサッカー経験がありましたが、ちょうどフットサルチーム『ノブカンナガイ』が活動していたので、快く合流できました。参加してみて、自分の技術の未熟さを痛感しました。今後は更なるスキルアップを目指します。今日の講習会は、自分なりに楽しむことが出来ました。ぜひ次回も参加したいです」と意欲的でした。

ダイナミックなシュート練習

 

岸和田市内の多機能型施設に従事するチーム責任者、宝迫(ほうさこ)達雄さん(46)は「今日はスタッフ3人を始め総勢15人の利用者と一緒に来ました。今日は6人がプレーして、あと9人は見学です。ほとんどが女性で、みんな『フットサルを一度見てみたい』と声を揃えたので、連れてきました(笑)このフットサル施設は人工芝なので、みんな物珍しいようで、『来て良かった』と喜んでいます」と楽しそうでした。

 

女性メンバーの一人、N・Mさんは冗談を交えながらも、「日頃作業所で、卓球などの運動で汗を流しています。今日はフットサルということで、いつもと違う筋肉を使うことが出来ました。心地よい疲労感があり、とても良かったです」といったことを、快く語ってくださいました。

今回、ペルオン取材班3人にとって、スポーツの取材は初めてで、とても新鮮でした。フットサルに興味が湧いた方、一度参加されてはいかがでしょうか。

お知らせ

●社会福祉法人精神障害者社会復帰促進協会(復帰協)

http://www.hukikyo.jp/index.html

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ペルオンとは?

ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作してるポータルサイトです。

障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。

当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!

ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。

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