2020年12月22日更新

就労移行支援A型・B型、中津サテライトオフィスに聞いてみよう?! (2/2)

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快くインタビューに答えて下さる岡本さん

記者A.あと、ほかにも中津サテライトオフィスさんは大阪ハートフル商店街というものを運営されているとお聞きしたのですが、それはどのようなものでしょうか?

岡本.大阪市の委託事業なのですけれども、それについてはYが詳しくて、Yがハートフルマネージメントの担当をしておりまして、呼んでまいります。

記者A.ありがとうございます。

記者A.お名前を頂戴してもよろしいでしょうか。

Y.はい。Yです。

記者A.Y様。ありがとうございます。そしたらですね、中津サテライトオフィスさんの運営の中で大阪ハートフル商店街の運営もされているとお聞きしたのですが、どのようなものかということと、どんな関りをここではされておられるのかということをお聞きしたいのですが。

Y.大阪市内にある障害者施設で作っている自主製品を基本はネットで販売するというような感じなんです。ネットだけではあれなので、たまに企業とか地域のイベントとかで販売会とかしているんです。パンとかクッキーとかコーヒーとか、さをり織り(織って生地を作って縫製してコート作ったり)とか、そういうのを販売しています。

記者A.中津サテライトオフィスさんは、立ち上げから関わってらっしゃった感じなのでしょうか?

Y.そうですねぇ。

記者A.うんうん。ハートフル商店街の運営の中では、例えばその、いろんな障害者施設の団体が関わってらっしゃる形なんですよね。

Y.そうなんです。

大阪ハートフル商店街印の手さげかばん。いただきました!

記者A.その団体さんの間で、回りやすいように工夫されているところとか、配慮されているところとか、もしあればお聞きかせいただけるでしょうか?

Y.例えば、販売会があったりとか、新しくハートフルに参加したりという施設さんのときにはこまめに連絡を取るようにしたりとか、なるべく電話で、行き違いがないように、連絡して参加してもらってるのと、あと何か、販売会は利用者さんと一緒に来られることが多いから、何か休憩するスペースが欲しいとか、そういった利用者さんが販売しやすいようなことを聞いて、それを企業の担当者さんに話して配慮してもらったりとかしています。

記者A.先ほどハートフル商店街さんでは、パンとかクッキーとかコーヒーとか、さをり織りとか売られているという話でしたが、何でも構わない感じなのでしょうか?

Y.はい、施設で作っているものであれば何でも構わないです。仕入れはダメですけど(笑)。

記者A.なるほど。そんな、こう、システム開発やホームページを作ったりという側面もあれば、ハートフル商店街の取り組みもされている。そんないろんな関わりをされている事業所だと思うのですが、中津サテライトオフィスをのぞいてみたくても、初めてでなかなか怖くて踏み出せない方もいらっしゃるかと思うのです。障害を持ってらっしゃる方で、そんな風に悩んでらっしゃる方に対して、なにかメッセージとか伝えたいこととかあればお伝えいただきたいのですが。

岡本.見学については随時OKにしています。今ね、ちょっと利用者の募集はしていないのです。B型はちょっと定員より多かったりとか、A型の方は定員未満なんですけれども、仕事の関係で人を増やせないような状況のためです。見学はOKですし、体験の実習みたいなのも希望者があればさせてもらっているので。パソコン関係とかIT関係で働きたいと思ってる人は、「どんな感じで働くのかな?」っていうふうに見ていただくのは全然大丈夫です。そういったパソコン関係の仕事をちょっと知りたいとか、パソコン関係で働きたいと思っている人が、どんな仕事をしているのか見に来ていただくのはいいかなぁと思っています。

記者A.じゃぁ、最後になりますが、ペルオン実行委員会というのは障害を持ってる方やそれに関わっている方がのぞきに来られるサイトなのですが、そういったのぞきに来られる方に対して何かこう、伝えたいこととか、語り残したこととか、あればどちらからでも構いませんのでお伝えいただければありがたいです。

岡本.そうですねぇ。最初の質問の中で応えれてなかったところがあるんですけれども。その、うちは立ち上げた当初から通所がしにくい人とか、困難な人とかには在宅の支援をしてきたのです。今はその、コロナの状況で、不安だから通所できない。そういった在宅の人も居ているのですけれども。障害が重度で通所が難しいという方に、訪問指導とか月一回その人に来ていただいて、進捗状況を確認したりとかして、サポートしたりとかずっとやってきているんです。

記者A.じゃぁ、その、コロナ禍の中でそういう在宅がとり立たされるずっと前からされていたのですねぇ。一つの取り組みだったのですねぇ。

岡本.今の状況で、これからそういった形で、うちみたいなサービスの利用の仕方に代わってくるのかもしれないけれども、今までのうちの経験みたいなものが生かされたらと思っています。

記者A.なるほど。ありがとうございます。

岡本.就労系の施設としては、働きたいという気持ちによってうちに来てくれる、スキルアップしたいとかそういう気持ちで来てくれるのはとてもありがたいし、その気持ちに沿ってサポートできればいいなぁと思います。まぁ、就労系施設はたくさんあると思いますので、自分に合った施設を見つけていただいて、ステップアップとか働きながら自分の思いを実現することができればいいなぁと思っています。

記者A.本日は本当にありがとうございました。

お知らせ

●就労移行支援A型・B型、中津サテライトオフィス

http://www.v-aid.org/

●大阪ハートフル商店街

http://www.osaka-heartful.jp/

●TORUTE(トルテ)(「大阪ハートフル商店街」のアンテナショップ)

http://www.osaka-heartful.jp/torute/

ペルオンとは?

ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作してるポータルサイトです。

障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。

当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!

ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。

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