2019年9月4日更新

自助グループ「機能不全家族 社会不安障害 in 京都(kfk.sad in京都)」を運営してみて (1/3)

今回は自助グループ「機能不全家族 社会不安障害 in 京都(kfk.sad in京都)」を2019年4月まで運営されていた管理人さんに当時の想いや今の想いなどなどを語っていただきました。自助グループでは、同じ悩みを持つ当事者同士で気持ちを共有したり、知恵を出し合ったり、お互い支えあったりしていきます。そんな当事者グループのもつ、様々な魅力や、参加してみたり立ち上げてみたりする原動力につながればと思っています。

Q1.まずは、あなた様の自己紹介と、主催されていた当事者会の簡単な紹介をお願いします!(会の名前、活動地域、会の方針や基本的な考え方など)

A.初めまして。この度は、私の運営していた自助会を取り上げてくださりありがとうございます。自己紹介ですが、この自助は、基本的にアノニマスでした。公の場で個人情報を出したくないため、失礼ながらこちらでも"管理人”とさせていただきます。

自助名「機能不全家族 社会不安障害 in京都(kfk-sad)」の名の通り、機能不全家族と社会不安障害に該当する方の自助グループを、京都で運営しておりました。

該当する人が救われる自助会ではなく、「私(管理人)が救われる自助会」が発生理由です。でも、結果それは誰にとっても理由は同じで、方針は自助の意味そのものでありました。参加する者が皆、生きることを探ります。私の自助は、他の自助さんとは異なり、イベントや毎回の決まりなどなくテキトーでした。

Q2.どんな人が参加していたのですか?(どのような人を対象としていましたか?)

A.・機能不全家族…家庭が機能しておらず、家庭が足枷となって前に進めなかったり、行く先を挫かれたり、生きるのに家庭が障害となっている方。

・社会不安障害(SAD)…SADのため、生活に支障がある方。

日ごろ、理解されない悩みをお持ちの方、居場所が欲しい方を対象としていました。精神科と馴染みのある方が多いですね。振り返った結果、SADより機能不全家族がメインでした。

Q3.どんなきっかけでこのグループを立ち上げたのでしょうか?そして、どんなビジョンやイメージを持ってらっしゃったのでしょうか?

A.生きるための問題解決策はやり尽くして疲弊しているときに「毒になる親」という本に出会ったのが、大元のきっかけです。そこには理解者を得ることが大切と書かれており、その本を道しるべに行動しています。

理解者を得るために、自分の問題が該当するのはACの自助なのではないかと、いくつかの自助さんを巡りましたが、後に受診した医者に「あなたはACではない」と言われ、「でも機能不全家族だね」と言われました。該当するかと思われる行ってみたい自助は大阪で遠かったので、じゃ、京都を拠点にメンバーを集めて、機能不全家族とSADの自助を運営してみたいなぁ、と思うようになり、今の自分が進める道はもうそれしかなかったので、自助の立ち上げ方を調べて作った気がします。

Q4.活動していた頃はどうでしょうか?どんなところがやりがいや、生きがいにつながっていたり、どんなところが楽しかったでしょうか?

A.私にとって自助はエネルギーの補給場所だけだったので、それ以上でも以下でもありません。でも確実にそれは生きることを支えてくれました。

私はきょうだいとも問題を共有していましたが、きょうだい間の関係にも疑問を持っていました。当時は必要性に駆られて行動していましたが、今から思えば、家庭という枠を超えて、似た境遇にあるもの同士が集まる"社会"と関わる必要性を感じていました。家庭問題は外から見えづらく、当事者は、社会から孤立しがちだと思うのですが、例に漏れず私もそうでした。

しかし、上記の本に出合った時に、隠れているだけで自分の仲間は社会の中に多くいる事を知ったので、コミュニティーを作れる確信はありました。私が辿った自助会も、同士が集まっていましたので、自助が作れることに疑念はありませんでしたね。

ペルオンとは?

ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作しています。

障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。

当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!

ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。

トピックの分類
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「障害」の表記について

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