2020年5月18日更新

ウキョウの鉄道探訪記

鉄道が大好きなウキョウさんが送る、関西の様々な鉄道の路線、駅などなどの「ここが魅力」を伝えてくれるコラムです。一緒にあの路線、この駅などを旅してみましょう。

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第6回 JR西日本 天王寺駅(大阪市天王寺区・阿倍野区)(2/2)

281系
1994年(平成7年)9月4日、関西国際空港の開港と同時に関空特急「はるか」としてデビュー。
2019年(平成31年)1月29日より3種類のキャラクターラッピングが4編成に施され、好評により全編成に拡大することとなった。
利用客増加に伴い2020年(令和2年)3月より全列車9両化、増結用の271系車両がデビュー。
また、2024年(令和6年)より新型車両への置き換えが発表された。

283系 オーシャンアロー
「海と太陽が大好きな列車」のスローガンを掲げ、「スーパーくろしお オーシャンアロー」として1996年(平成8年)7月31日にデビュー。
2015年(平成27年)10月30日まで運用していた381系と同様の振り子式制御の車両であり、カーブの際に車体そのものを傾斜させ通過速度を向上させる。
1997年(平成9年)3月8日からは「オーシャンアロー」として、2012年(平成24年)3月17日からは「オーシャンアロー」と381系のパノラマカーが特徴の「スーパーくろしお」がすべて「くろしお」に統一されたが、「オーシャンアロー」の名称は車両愛称などとして今も残っている他、2016年(平成28年)7月31日の20周年の際には臨時列車で特急としての「オーシャンアロー」が白浜~新宮間で1日限りで復活した。

287系
2012年(平成24年)3月17日デビュー。
1978年(昭和53年)10月のきのくに線電化開業時から運行していた381系を置き換えた。
2017年(平成29年)8月5日から2020年(令和2年)8月までアドベンチャーワールドとのタイアップでラッピング車両「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」が2編成運行されている。
また、2019年(令和元年)11月~12月には奈良行き臨時特急「まほろば」がルート変更の上で9年ぶりに運行され、新大阪駅からおおさか東線、大和路線に入線した。
2020年(令和2年)3月~6月にも運行されることとなった。

289系
名古屋~金沢~米原を結ぶ特急「しらさぎ」で使われていた交流型車両683系2000番台を直流型にコンバートし、2015年(平成27年)10月31日デビュー。
1978年(昭和53年)10月2日のきのくに線電化開業から2015年(平成27年)10月30日まで、37年間に渡り「くろしお」「スーパーくろしお」「はんわライナー」「やまとじライナー」として運行していた381系を置き換えた。

そして、半地下ホームの大阪環状線・大和路線・快速・特急ホームへ。ここは1889年(明治22年)5月14日に、大阪鉄道(後の関西鉄道、国鉄、JR)が現在の関西本線の湊町(現:JR難波)~柏原間の開通で中間駅として開業しました。

1895年(明治28年)5月28日には現在の大阪環状線の玉造駅まで開業し、現在のような分岐点となっていきました。 大阪環状線では現在323系、221系、223系、225系、そして先述の特急車による運行となっています。

大和路線は普通が201系、快速が221系の運行となっていますが今年2月、2023年(令和5年)に大和路線・おおさか東線から201系が引退、東海道・山陽本線の221系を転属させ置き換えというアナウンスがありました。これにより大和路線・おおさか東線は全て221系での運行になっていきます。ではこちらも見ていきましょう。

323系
2013年(平成25年)から始まった「大阪環状線改造プロジェクト」の一環で、2016年(平成28年)12月24日のクリスマス・イブにデビュー。
初の専用設計車両であり、新製投入は1972年(昭和47年)の103系増備以来となった。

201系 オレンジバーミリオン
2005年(平成17年)12月15日、東海道・山陽本線の321系投入に伴い転属しデビュー。一部の103系を置き換えた。
2008年(平成20年)までは、一部編成が検査周期の都合により転属前のスカイブルー塗装のまま運用に就いていた。「大阪環状線改造プロジェクト」により323系に置き換えられ、2019年(令和元年)6月7日に13年間続いた運用を終えた。

103系 オレンジバーミリオン
1969年(昭和44年)12月10日デビュー。オレンジ色の電車として広い世代に長年親まれたお馴染みの車両。
2005年(平成17年)から置き換えが進み、2017年(平成29年)10月3日に48年間続いた運用を終え、鉄道ファンだけでなく多くの沿線住民が別れを惜しんだ。
総走行距離は9億5000万kmと木星に到達する距離にまで達した。

103系 OSAKA POWER LOOP
「OSAKA POWER LOOP」車両は「大阪環状線改造プロジェクト」の一環で2014年(平成26年)6月1日から2017年(平成29年)9月7日まで運行していた。

103系 ウグイス色
大和路線では1983年(昭和58年)デビュー。101系を置き換えた。 山手線のウグイスと違い、事故防止のための白ラインがあるのが特徴。
2018年(平成30年)1月24日をもって34年間続いた大和路線・おおさか東線の定期運用から引退をしたが、4両2編成が残っており奈良~王寺間の運用に就くことがある。

201系 ウグイス色
2006年(平成18年)12月20日デビュー。一部の103系を置き換えた。 2017年(平成29年)以降、大阪環状線からの転属車で残りの103系を置き換えたが、2023年(令和5年)までに221系に統一されることに伴い引退が決まった。

221系
大和路線、大阪環状線では1989年(平成元年)4月10日デビュー。113系を置き換えた。
平成最初、民営化後初の新型車両であり、「アメニティライナー」の愛称があった。
2023年(令和5年)までに大和路線・おおさか東線の車両が221系に統一される。

201系が引退すると、国鉄型が全て無くなりホームの風景も大きく変わるかと考えています。

実際、大阪環状線からの引退で221系が最古参車両となりました。デビューから31年が経ち後どれほど使われるか、引退するとどのような車両に置き換わるのか、興味深い所です。

次回は大阪市を飛び出し、有名なドームがある場所へ!久々となりましたがまた次回で!

  • ウキョウ

    大阪在住。特別支援学校(旧:養護学校)卒。鉄道、ゲーム、バスケ観戦などが好きな多趣味な若者です。自閉症スペクトラム障害 (ASD・B2)を抱えています。
    普段は就労継続支援B型施設に通っています。ここでは関西を中心に様々な鉄道の路線・駅などについてご紹介していきます。よろしくお願いいたします!

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