第11回 JR西日本山陽本線宮島口駅(広島県廿日市市)|ウキョウの鉄道探訪記|PERHAN(ペルオン-障害者仲間のポータルサイト)

2021年9月1日更新

鉄道が大好きなウキョウさんが送る、関西の様々な鉄道の路線、駅などなどの「ここが魅力」を伝えてくれるコラムです。一緒にあの路線、この駅などを旅してみましょう。

己斐の松原五日市　いつしか過ぎて厳島

鳥居を前に眺めやる　宮島駅につきにけり

（「鉄道唱歌」第一集より引用）

今回は安芸の宮島への入り口となる、宮島口駅です。

前述の鉄道唱歌ではなんと4番に渡って歌われており、当時からの知名度が凄かったことが分かります。

1897年（明治30年）9月25日に宮島駅として開業し、1942年（昭和17年）4月1日に現在の宮島口駅となりました。

快速、特急（現在、広島エリアを走る定期運用は無し）が止まる駅であり、観光列車のTWILIGHT EXPRESS 瑞風、WEST EXPRESS 銀河も停車します。

宮島への入り口ということもあり、駅周辺には名物のあなごめしや、牡蠣の店が並んでいます。

正月の初詣やGW、お盆、夏、秋の行楽シーズンでは宮島行の観光客でいっぱいになります。宮島ボートレース場の最寄り駅でもあります。

ここで宮島口駅に関する小ネタを。広島方面から宮島口行きの列車が運行されることがありますが、なんとこの駅には折り返し設備がありません。

どうしているのかと言うと、回送で2つ先の設備がある大野浦駅まで行き、そこで折り返すという手法。毎年お盆の時期に開催される宮島水中花火大会では宮島口行きが必ず運行されます。ではでは、そろそろフェリーへと行きましょうか。

というわけで次回からは鉄道では無くなるため番外編に突入し、安芸の宮島をご紹介します！

最後に、新型コロナ（COVID-19）で様々なイベント・キャンペーンが中止になったり、様々な形の自粛が全国各地で要請されています。

外出の際もマスクの着用、手洗いうがい、消毒を忘れずにしましょう。

ウキョウ

大阪在住。特別支援学校(旧:養護学校)卒。鉄道、ゲーム、バスケ観戦などが好きな多趣味な若者です。自閉症スペクトラム障害 (ASD・B2)を抱えています。
普段は就労継続支援B型施設に通っています。ここでは関西を中心に様々な鉄道の路線・駅などについてご紹介していきます。よろしくお願いいたします！