お勧めBOOK紹介

障害受容からの自由―あなたのあるがままに

編著:田島明子
出版社:シービーアール

受容するかどうかは自分で決めたい。

2019/12/15 M.H.

ある日突然、発達障害の告知を受けた。誤診だと思ってセカンドオピニオンを聞きに行ったら、間違いないと確定診断が下された。

自分として生まれたことそのものが失敗だったのだから諦めろ。そう告げられたように思えてならなかった。他の当事者の体験談を本やネットで読んでも、診断を受けて安心したり納得したりしているものばかりが目について、どうしてもなじめなかった。

そんな時にこの『障害受容からの自由』という本を見つけた。タイトルに惚れこみ、「障害の引き受け方は個別的で唯一なもの」というフレーズにしびれた。一冊読みとおして、受容とやらがうまくできないままの自分も自分として存在していい、と予想外の角度から太鼓判をいただけたように思った。とても気が楽になった。

障害受容は、するかしないかの選択権が確保されてこそ成立する。あくまで自分の場合でしかないけれど、現在はそう思っている。

●はじめに

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ペルオンとは?

ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作してるポータルサイトです。

障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。

当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!

ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。

トピックの分類
精神障害の仲間
発達障害の仲間
知的障害の仲間
身体障害の仲間
その他の仲間
当事者
家族
支援者
医療従事者
研究者

「障害」の表記について

当サイトでは、「障がい者」を「障害者」と表記しています。

「障がい者」という表記の場合、音声ブラウザやスクリーン・リーダー等で読み上げる際、「さわりがいもの」と読み上げられてしまう場合あります。そのため、「障害者」という表記で統一をしています。

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