2022年6月1日更新

大阪にゆかりのある選手に聞いてみよう!髙松佑圭選手-陸上(パラリンピック)(2/2)

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情報を筆記で伝えてくださる髙松選手

記者.なにかこう、子供のころの思い出話とかあります?克服されたことでも。

髙松.右と比べて左は筋力もあまりなかったのですけれど、最近は筋力が付くようになりました。運動しているから。

記者.うん、運動しているから。スポーツしているのが大きな影響みたいな。

髙松.そうじゃないですかねぇ。

記者.うれしかった感じ?

髙松.そうですねぇ。この辺(左腕をさする)が、右と比べて細かったのですけれど、すっごく。筋力がないって感じで。

記者.今回の東京パラリンピックは無観客になってしまったのですけれども、ああいうことに関しては、どう思われてますか?どうでした?悔しかったですか?

髙松.国立競技場は、座席が無観客なんですけれども、座席が一つ一つ、なにか、お客さんがいている風に見えるんで、そこに立ったら何か、すごくさみしい感じがします。無観客だったので。

記者.パラリンピックに出られたのは東京が初めてですか?

髙松.いえ違います。

記者.前のリオ?

髙松.ええ。リオ。

記者.その時は観客のいる前で走られた。

髙松.ええ。走りました。

記者.その時が初めて?東京で2回目。

髙松.ええ、そうです。

記者.障害を持って悩んでいる当事者さんや悩んでいない当事者さんもいるかもしれないけれど、そういう障害を持ってはる人たちになにかこう、メッセージをいただければ、励みにつながったりしていいかなぁと思って。どうでしょう?

髙松.失敗することはいっぱいあるかもしれないけれど、ネガティブに考えずにポジティブに、前向きに考えていたら、いつかはいいことがあると思います。

記者.ありがとうございます。

髙松.ありがとうございます。

「おまけ」

記者.ちなみに、今日はどうでした?こういうインタビュー。いや、こんなけったいな人たちばっかりとか思わはったかもしれないし(一同笑)、いやいや、やりやすかったとか。どんな気持ちで今、いはるのかなぁと、知りたくなりました。

髙松.私あの、「自分の障害が、お仕事や活動などで肯定的に感じることはありますか?」の質問はあまり聞かれたことがない。前もってメモで見たとき、あまりこういう取材で、聞かれたことないので、どういうことなんだろうと思っていました。

記者.今はどう?大丈夫?

髙松.はい、何とかこたえられてよかったです。

記者.よかった。ありがとうございます。

髙松.ありがとうございます。

メダル記念。バスケの川原選手(右)とともに。

お知らせ

●スケジュール

・ジャパンパラ競技大会2022年5月14日~15日(京都)

https://www.parasports.or.jp/japanpara/athletics/

・第33回日本パラ陸上競技選手権大会2022年6月11日~12日(兵庫)

https://jaafd.org/events/01-1/20220411-001-326

https://jaafd.org/

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ペルオンとは?

ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作してるポータルサイトです。

障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。

当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!

ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。

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